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執筆者の写真Takumi Tsukudate

本との出会いは運命のよう

最近、友人に「最近読んだ本を教えて」と聞いてまわり、紹介された本はその場で即購入している。また、授業で紹介された本はなんとなく興味があればその場で即購入している。 そのため、毎日のように家のポストにamazonから本が届けられる。 届いたらすぐ読む本もあれば、しばらくして何かを考える時に「そういえば、あんな本買ったなあ」と思い出して、読み始めたりもする。 「本読んでるんだえらいね」と言われたりすることがあるが、別に偉くもなんともない。本を読むことがただ楽しいのだ。 本を読むことで新しく見えるものがある。というより、自分にとって、新しく何かが見える瞬間というのは、そのほとんどが読書をしている時なのだ。

本との出会いは一期一会だ。読んでみたいなと思ったら、即購入。そうしなければ、その本とはもう一生出会わないかもしれない。 それは気になる人に声をかけるのと似ている。今、声をかけなければもう一生その人とは話せないかもしれない。僕にとって本とのそんな瞬間は「本を紹介された時」だと思っている。紹介されればその場で買う。そうしなければその本とはもう出会えないかもしれない。

一年間に出版される本の数を調べてみた。平成29年で約7万5千冊。 一日に換算すると、約200冊の本が出版されている。しかもこれは日本国内だけでの話である。一日一冊読んだとしても一年で365冊。日本で二日間に出版された本の数にも及ばない。そういった意味では本との出会いはもはや運命と思ってしまってよいだろう。

今日も僕は勉強の合間に本を読み、結果的に本を読む合間に勉強をしている。毎日毎日新しい出会いがそこにはある。本の中の言葉との出会いは僕の人生を明らかに豊かにしてくれている。

まさにNO BOOK NO LIFEである。

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