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執筆者の写真Takumi Tsukudate

22

久しぶりにテイラースウィフトの「RED」のアルバムを聴いた。

凄く懐かしい。僕が初めて買ったCDだ。買ったのはいつだっただろう。僕が中学1,2年生のころだったので、もう6,7年前のことだ。10年近く前がつい最近のように感じるほど僕も歳を重ねたらしい。

当時は音楽に全く興味がなかったが、「TERACE HOUSE」という番組(大体の人は知っているだろう)の主題歌でテイラースウィフトの曲が使われていてなんとなくその曲が好きだった。僕が見ていた頃の「TERACE HOUSE」は「てっちゃん」という「TERACE HOUSE」では欠かせない存在だったダメダメ男子の全盛期(わかる人にはわかるはずだ、、)で、たしか当時てっちゃんは19歳だった。気がつけばあの頃のてっちゃんの年齢を僕は追い越している。時間とは恐ろしいものだ。

そんな「TERACE HOUSE」の主題歌であったテイラースウィフトの「We are never ever getting back together」が聴きたくて中学生の僕はそこで、初めてCDを買った。その時買ったのが、「RED」というテイラーのアルバムだった。

初めて、そのアルバムを聴いた時、僕は音楽というもののすごさに感動した。うまく言葉にはできないけれど、今までには知ることもなかった新しい世界に触れた気がした。

当時、生徒会役員だったので、放送局長に頼み、お昼の放送で「We are never ever getting back together」を流してもらった。

実は、「RED」に収録されていた、「22」という曲もとても好きだった。テイラーが22歳を過ごして感じたことを歌詞にした曲だ。

気がつけば、僕も今年で22歳。当時てっちゃんを「ダメダメ男子だなあ」なんて笑っていた自分も当時の彼よりも年上になった。今ならわかる。何かに向かってガムシャラに頑張るてっちゃんはカッコ良かった。今の僕は何かに向かってガムシャラになれているだろうか。変に大人ぶっていないだろうか。

そんなことを考えながら僕は今年22歳を迎えようとしている。


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