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執筆者の写真Takumi Tsukudate

21歳の自分

最近、分散登校になったのか駅で高校生をたくさん見かける。

彼ら彼女らの目はキラキラ輝いていて素敵だ。いつから自分の目はこんなにも輝かなくなったのだろう。

なんて、一丁前に大人ぶって、チルい音楽を聴きながら物思いにふけっている自分に気がついた。自分はまだ21歳である。

しかし、中途半端に大人になってしまったと感じることは多々ある。夢に向かって無我夢中で頑張る人を一歩引いて冷静に見つめるようになってしまった。

自分だって何かに無我夢中になればいいのに、そうはならない。しかし何かを成し遂げてやりたいという先の見えない野望だけは持っている。

小中高と何の意味も求めず、ただがむしゃらに野球をした日々が懐かしい。

今の自分はあの頃の自分よりも賢い。何が将来につながり何が将来につながらないか常に計算している節がある。

人とのコミュニケーションも相手を傷つけることなく、相手が望んでいる言葉を相手にかける。喧嘩もない。

たまには周りを見ず無我夢中になりたいと、遠い目で過去を見つめる日々である。

もうそんな過去に戻ることのできない21歳の自分。今年で22歳。

これから僕は何を想い、何処を目指すのだろうか。

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